2008年 03月 14日
海外ドラマ「ブラザーズ&シスターズ」のあれやこれやの話・・・。
今回はですねぇ・・・。(←今回は何なのですか?)
ちょっと、私にしてはですねぇ・・・。(←あなたにしては何なのですか?)
マジメな話をしようかと・・・。(←そんな話の出来る人だったんですか?)
私はこの十数年来、海外ドラマというか、まあ、アメリカドラマというものを絶えず見続けてきた人なんですが・・・。(←たくさん見てきましたよねぇ)
でも、ある日を境にですねぇ・・・。(←その日から、という事ですね)
アメリカドラマというものが、ちょっと変わってしまったんです・・・。(←えー、そうなんですか?)
まあ、実際のところはアメリカドラマが変わったというよりも、その日以来、アメリカという国自体が変わってしまった為に、アメリカドラマも変わらざるを得なかった、というのが本当のところなんですが・・・。
で、変わるだけならまだしも、その日以来、アメリカドラマは迷って?しまうようになったんです・・・。
だから、ドラマの途中で軸がぶれるというか、ドラマの登場人物自体も変質し、その事で悩んでしまう事も多くなったんです・・・。
つまりは作り手の製作者側の混迷が、ドラマに色濃く反映するようになってしまったんです・・・。
その日とは、2001年9月11日・・・。
この日以後、アメリカドラマは変わってしまったんです・・・。
今回、紹介する「ブラザーズ&シスターズ」というドラマは、この日がいつもと変わらない普段通りの日であったのなら、多分、製作されるはずのなかったドラマなんです・・・。
このドラマは、その日の出来事に少なからずも影響を受け、その出来事に様々思う家族一人一人のいろんな思いが交錯する中、「家族」が崩壊し、それでも、尚且つ「家族」としての絆を取り戻そうとする・・・。
そんな、ある家族の物語なんです・・・。
まあ、こんな話をのっけからしますと、とっても暗いドラマのように思われるかもしれませんが・・・。(←え? 違うんですか?)
そういった側面もあるんだけど、ちょっとハートウォーミングフルな、そしてコメディ的な要素も取り入れながらの、ある「家族」のドラマだったりするんです・・・。(←それは安心しました)
でも、実を言うと、最初、私はこのドラマを見た時にちょっと戸惑ってしまったんです・・・。(←そうなんですか?)
と言うのも、このドラマ、日本で放映される前に、インターネットなどや海外の知り合いからの評判を聞きますと、どこもかしこも大絶賛でして・・・。(←そりゃ、凄いじゃないですか)
なんか非の打ち所がないような感じのドラマに思えたんですが・・・。(←そりゃ、本当に凄いじゃないですか)
しかし、1話目のパイロットから意気揚々?としてドラマを見てみると・・・。(←とにかく見たわけなんですね)
なんか、ちょっと、ある種の違和感を感じてしまって、それから数話を経てみても、なかなかその感じが消えなかったんです・・・。(←うーん、違和感ですかぁ)
で、思ったんです・・・。(←何をですか?)
果たして、このドラマ、そんなに大絶賛するようなドラマなのかなぁと・・・。(←えー、それはちょっと大問題じゃないですか)
でも、それからしばらくして回を重ねるごとにじわじわと面白さが浸透してくるようになって、やっぱり、評判通り面白いと実感するようになったわけなんです・・・。(←それはオメデトウございます)
多分、このドラマの製作側も、ちょっと、その「2001年9月11日」の重たい感じを引きずるよりも、よりコメディ的な感じに舵を切った方がいいと判断して、で、その通りにしてみたら、結構、当ってしまったというところが本当のところじゃないかなぁ、と私の中では推測してるんですがねぇ、このドラマの裏側・・・。(←まあ、あくまで、あなたの推測ですけどね)
だから、ちょっと最初の数話よりも、中盤以降に入ってからが、どんどん面白くなってくるという、そんなドラマだったりするんです・・・。(←勝負は中盤から後半って事ですな)
だいたいですねぇ、私の個人的な思い?をちょっと言いますと・・・。(←何でしょう?)
日本人とアメリカ人とでは、「2001年9月11日」に対する感覚がどうしても違ってくるところはあると思うんですよ・・・。(←違うと言いますと?)
やっばり、日本人にはこの問題、どこか遠い国で起こった出来事であり、イマイチ、それを現実問題としては捉えにくいところがあったりするんです・・・(←これはあるでしょうね)
ですが、この日の出来事、さらに続くその後の出来事は、アメリカ人にとっては、正に当事者としての「問題」ですから、どうしても、ドラマの中の「アメリカ人的感覚」を理解しろと言われても難しいところがあるんです、日本人にとっては・・・。(←確かに難しいです)
だから、冒頭の「アメリカドラマが変わってしまった」という事に対する私の思いは、「変わってしまった」のは分かるんだけど、それを私自身の問題として捉えられないジレンマが横たわるようになってしまったというのが背景にあったりするんです・・・。(←それはちょっと深い問題ですね)
まあ、そんなこんなの難しい問題もあるわけなんですが・・・。(←ちょっと難しかったです)
このドラマの話に戻りまして・・・。(←そうそう、戻ってください)
このドラマ、何がいいかと言いますと・・・。(←それは教えてください)
この家族のお母さん役、サリー・フィールドがとにかくいいんです・・・。(←絶賛なわけですな)
なんか、「芝居が上手い」とか「演技が素晴らしい」とか、そういう陳腐?な言葉で表現するのもどうかと思うんですけど、とにかくいいんです・・・。(←「とにかくいい」を連続して使うと、もっと陳腐な感じがするんですけど)
実を言うと、私の大好きな女優だったんですよ、この人・・・。(←ほー、そうなんですか)
昔から「好きな女優は?」と聞かれたら、ちょっと映画通らしく見られるようにという、非常に嫌らしい魂胆もあってか、「好きな女優はサリー・フィールドです」と答えるようにしてたんです、私・・・。(←あなた、ホントに嫌らしいです)
なんかねぇ、一番演技としては難しいだろうと思われるコメディ的な演技から、すっと泣かせるような感じに自然と持っていくような、そんな実に「見事」としか言いようのないような、そんな粋な演技がさらりと出来る女優なんです・・・。(←そりゃ、凄いですね)
ああ、そうそう、ちょっと脱線しますけど・・・。(←好きですね、脱線)
このサリーフィールドと、この「ブラザーズ&シスターズ」のドラマの中での夫役トム・スケリットが、これまた同じく夫婦の役をやっているという、「マグノリアの花たち」という古い映画があるんですが、良かったらどこかでこの映画を見てみてください・・・。(←是非、見てください)
その娘役に若かりし頃のジュリア・ロバーツなんかも出ているんですが、これが実にいい映画で、サリー・フィールドの芝居がとってもいいし、これまた泣かせるんです・・・。(←あなた、さっきから、「いい」としか言ってないんですけど)
まあ、そんな話はさておき、ドラマの方に話を戻しますと・・・。(←そうそう、戻ってください)
サリー・フィールドの話をしてしまうと、まあ、このドラマ、後はおまけのような話になってしまうんですが・・・。(←おいおい!)
あの「シックス・フィート・アンダー」でお馴染みのレイチェル・グリフィスが出ていたり・・・。(←年齢を重ねても綺麗な顔立ちなんですよねぇ、この人)
あの「アリー・マクビール」のアリーことキャリスタ・フロックハートがアリーっぽい演技で、またまた登場しているところがちょっと見所だったり・・・。(←それはアリーファンにはたまらないですね)
あと、あの「エイリアス」のメンバーがそっくりそのまま移ってきたような、そんなキャストがちょっと面白かったり・・・。(←まあ、ぶっちゃけ、製作のケン・オリン繋がりなんだろうけど)
まあ、いろいろ、結構、ホント、面白いんですよ・・・。(←あなた、適当に書いてません?)
あと、ちょっと「英語」を勉強している方などには、「ヒアリング」の教材としても推薦しておきます、このドラマ・・・。(←へーえ、そうなんですか?)
なんか、家族間の話が中心なので分かりやすい言葉が多いですし、このドラマの脚本、意識してるのかしないのか、まあ、多分してるんでしょうけど、比較的、短いセンテンスを繋ぐようなセリフ回しを多用し、尚且つ、ゆっくりな感じで喋ってくれますから、ヒアリングの自信をつけるにはとってもお薦めだったりするんです・・。(←まあ、英語学習は自信の積み重ねですからね)
ただ、キャリスタ・フロックハートだけは、興奮すると早口になってしまうという、「アリー・マクビール」以来のクセ?が抜けきっていないので、その点だけは要注意なんですが・・・。(←この辺りは、正にアリーっぽいわけですね)
ああ、そうそう・・・。
唐突に「ブラザーズ&シスターズ」の話が始まったので、ここいらで、この「ブラザーズ&シスターズ」の簡単な内容を紹介しておきましょう・・・。
とは言っても、このドラマ、説明するのは非常に難しいので・・・。(←まあ、このドラマの家族構成からして複雑ですからね)
ここでは、誰でもが知っている「サザエさん」の話に置き換えて、「ブラザーズ&シスターズ」を説明しようかと・・・。(←それは、そのまんま「家族」の話じゃないですか)
まあ、よくよく考えたら、このドラマ、「アメリカ版サザエさん」と言ってしまえば、それですむような気もするんですが・・・。(←うーん、それはちょっと違うんじゃないかな)
ここはカリフォルニア州、ロサンゼルスにある「磯野家」・・・。(←いや、ウォーカー家ですよね)
家族構成は、一家の大黒柱、父「波平」と、普段はとっても陽気な母「フネ」・・・。(←まあ、フネが本当の主人公なんでしょうね、このドラマ)
そして、長女の「サザエさん」は、別にこの家で同居しているわけではないのだが、旦那の「マスオさん」(←ホント、マスオっぽいんです)と、「タラちゃん」たち(←たち、って何ですか?)と、ちょくちょくこの家にやってくるのである・・・。(←まあ、何かあると集まるわけです)
そんなところに、ラジオ・パーソナリティーとしてニューヨークで働いていた「ワカメちゃん」が、ロサンゼルスでテレビの仕事をするため、磯野家に帰ってくる・・・。(←ひえー、ワカメちゃん、カッコいい!)
ちなみに「ワカメちゃん」は、バリバリの超保守派、共和党員だったりする・・・。(←それは、ワカメちゃんの意外な一面ですね)
だが、久しぶりに帰ってきた「ワカメちゃん」と母「フネ」は、なんだか、お互いぎこちないのだ・・・。(←えー、この母と娘、仲が悪いの?)
どうやら、この2人の間には、ある問題があって・・・。(←何があるんですか?)
実は2人の関係をギクシャクさせているのは、「カツオ」たち(←たち、って何ですか?)の1人に原因があったのだ・・・。(←えー、原因と言いますと?)
「カツオA」は超堅物、「カツオB」はゲイ、「カツオC」は薬物中毒・・・。
さあ、この2人は、どのカツオのせいでこうなったのか、答えはドラマを見てください・・・。(←えー、教えてくれんのか!)
そして、そんな家族が久しぶりに勢ぞろいしたある日・・・(←こういうのって楽しいですよね)
父「波平」が突然、亡くなってしまい・・・。(←えー、それはショッキング!)
だが、その「波平」には、ある秘密があって・・・。(←えー、それも教えてくれんのですか!)
簡単に言うとこんな感じでしょうか、このドラマ・・・。(←簡単というよりも、マンガにしてしまってるじゃないですか!)
まあ、いろいろ書いてきましたが・・・。(←だらだらと書いてきました)
要するに、このドラマ・・・。(←何なのですか?)
最近のドラマにしては珍しく・・・。(←どう珍しいんですか?)
意外と簡単なようで、逆に非常に難しいと思われる「家族」というテーマで真剣勝負?しようとする姿勢を、私は特に評価したいと思うんです・・・。(←そこがいいわけですね、このドラマ)
だって、考えてもみてください・・・。(←何をですか?)
「家族って、一体、何なのか?」、このシンプルな質問への答えは案外難しかったりしますよねぇ・・・。(←確かに難しいです)
まあ、ホント、最後になりますが・・・。
今からの話、誤解を恐れずに言うんですけど・・・。
私は「家族」って概念?は、案外、厄介なものだと思ってるんです・・・。
人はよく「家族は絶対に仲良くしないといけない」とか「家族だから絶対に分かり合えるはず」だとか、そういう傲慢?な物言いをしてしまいがちなんですが・・・。
でも、人それぞれ、家族それぞれ、いろんな事情や理由があるはずなので、そういう事は一概には言えない気がするんですよねぇ・・・。
だから、視点を変えると、「家族みんなが仲がいい」というのは、ある意味、とってもラッキーな事だと思うので・・・。
もし、あなたの家族がそうであるなら、このドラマのように、もっと分かり合って、もっともっと仲良くなってくださいと言いたいんです・・・。
ちょっと、私にしてはですねぇ・・・。(←あなたにしては何なのですか?)
マジメな話をしようかと・・・。(←そんな話の出来る人だったんですか?)
私はこの十数年来、海外ドラマというか、まあ、アメリカドラマというものを絶えず見続けてきた人なんですが・・・。(←たくさん見てきましたよねぇ)
でも、ある日を境にですねぇ・・・。(←その日から、という事ですね)
アメリカドラマというものが、ちょっと変わってしまったんです・・・。(←えー、そうなんですか?)
まあ、実際のところはアメリカドラマが変わったというよりも、その日以来、アメリカという国自体が変わってしまった為に、アメリカドラマも変わらざるを得なかった、というのが本当のところなんですが・・・。
で、変わるだけならまだしも、その日以来、アメリカドラマは迷って?しまうようになったんです・・・。
だから、ドラマの途中で軸がぶれるというか、ドラマの登場人物自体も変質し、その事で悩んでしまう事も多くなったんです・・・。
つまりは作り手の製作者側の混迷が、ドラマに色濃く反映するようになってしまったんです・・・。
その日とは、2001年9月11日・・・。
この日以後、アメリカドラマは変わってしまったんです・・・。
今回、紹介する「ブラザーズ&シスターズ」というドラマは、この日がいつもと変わらない普段通りの日であったのなら、多分、製作されるはずのなかったドラマなんです・・・。
このドラマは、その日の出来事に少なからずも影響を受け、その出来事に様々思う家族一人一人のいろんな思いが交錯する中、「家族」が崩壊し、それでも、尚且つ「家族」としての絆を取り戻そうとする・・・。
そんな、ある家族の物語なんです・・・。
まあ、こんな話をのっけからしますと、とっても暗いドラマのように思われるかもしれませんが・・・。(←え? 違うんですか?)
そういった側面もあるんだけど、ちょっとハートウォーミングフルな、そしてコメディ的な要素も取り入れながらの、ある「家族」のドラマだったりするんです・・・。(←それは安心しました)
でも、実を言うと、最初、私はこのドラマを見た時にちょっと戸惑ってしまったんです・・・。(←そうなんですか?)
と言うのも、このドラマ、日本で放映される前に、インターネットなどや海外の知り合いからの評判を聞きますと、どこもかしこも大絶賛でして・・・。(←そりゃ、凄いじゃないですか)
なんか非の打ち所がないような感じのドラマに思えたんですが・・・。(←そりゃ、本当に凄いじゃないですか)
しかし、1話目のパイロットから意気揚々?としてドラマを見てみると・・・。(←とにかく見たわけなんですね)
なんか、ちょっと、ある種の違和感を感じてしまって、それから数話を経てみても、なかなかその感じが消えなかったんです・・・。(←うーん、違和感ですかぁ)
で、思ったんです・・・。(←何をですか?)
果たして、このドラマ、そんなに大絶賛するようなドラマなのかなぁと・・・。(←えー、それはちょっと大問題じゃないですか)
でも、それからしばらくして回を重ねるごとにじわじわと面白さが浸透してくるようになって、やっぱり、評判通り面白いと実感するようになったわけなんです・・・。(←それはオメデトウございます)
多分、このドラマの製作側も、ちょっと、その「2001年9月11日」の重たい感じを引きずるよりも、よりコメディ的な感じに舵を切った方がいいと判断して、で、その通りにしてみたら、結構、当ってしまったというところが本当のところじゃないかなぁ、と私の中では推測してるんですがねぇ、このドラマの裏側・・・。(←まあ、あくまで、あなたの推測ですけどね)
だから、ちょっと最初の数話よりも、中盤以降に入ってからが、どんどん面白くなってくるという、そんなドラマだったりするんです・・・。(←勝負は中盤から後半って事ですな)
だいたいですねぇ、私の個人的な思い?をちょっと言いますと・・・。(←何でしょう?)
日本人とアメリカ人とでは、「2001年9月11日」に対する感覚がどうしても違ってくるところはあると思うんですよ・・・。(←違うと言いますと?)
やっばり、日本人にはこの問題、どこか遠い国で起こった出来事であり、イマイチ、それを現実問題としては捉えにくいところがあったりするんです・・・(←これはあるでしょうね)
ですが、この日の出来事、さらに続くその後の出来事は、アメリカ人にとっては、正に当事者としての「問題」ですから、どうしても、ドラマの中の「アメリカ人的感覚」を理解しろと言われても難しいところがあるんです、日本人にとっては・・・。(←確かに難しいです)
だから、冒頭の「アメリカドラマが変わってしまった」という事に対する私の思いは、「変わってしまった」のは分かるんだけど、それを私自身の問題として捉えられないジレンマが横たわるようになってしまったというのが背景にあったりするんです・・・。(←それはちょっと深い問題ですね)
まあ、そんなこんなの難しい問題もあるわけなんですが・・・。(←ちょっと難しかったです)
このドラマの話に戻りまして・・・。(←そうそう、戻ってください)
このドラマ、何がいいかと言いますと・・・。(←それは教えてください)
この家族のお母さん役、サリー・フィールドがとにかくいいんです・・・。(←絶賛なわけですな)
なんか、「芝居が上手い」とか「演技が素晴らしい」とか、そういう陳腐?な言葉で表現するのもどうかと思うんですけど、とにかくいいんです・・・。(←「とにかくいい」を連続して使うと、もっと陳腐な感じがするんですけど)
実を言うと、私の大好きな女優だったんですよ、この人・・・。(←ほー、そうなんですか)
昔から「好きな女優は?」と聞かれたら、ちょっと映画通らしく見られるようにという、非常に嫌らしい魂胆もあってか、「好きな女優はサリー・フィールドです」と答えるようにしてたんです、私・・・。(←あなた、ホントに嫌らしいです)
なんかねぇ、一番演技としては難しいだろうと思われるコメディ的な演技から、すっと泣かせるような感じに自然と持っていくような、そんな実に「見事」としか言いようのないような、そんな粋な演技がさらりと出来る女優なんです・・・。(←そりゃ、凄いですね)
ああ、そうそう、ちょっと脱線しますけど・・・。(←好きですね、脱線)
このサリーフィールドと、この「ブラザーズ&シスターズ」のドラマの中での夫役トム・スケリットが、これまた同じく夫婦の役をやっているという、「マグノリアの花たち」という古い映画があるんですが、良かったらどこかでこの映画を見てみてください・・・。(←是非、見てください)
その娘役に若かりし頃のジュリア・ロバーツなんかも出ているんですが、これが実にいい映画で、サリー・フィールドの芝居がとってもいいし、これまた泣かせるんです・・・。(←あなた、さっきから、「いい」としか言ってないんですけど)
まあ、そんな話はさておき、ドラマの方に話を戻しますと・・・。(←そうそう、戻ってください)
サリー・フィールドの話をしてしまうと、まあ、このドラマ、後はおまけのような話になってしまうんですが・・・。(←おいおい!)
あの「シックス・フィート・アンダー」でお馴染みのレイチェル・グリフィスが出ていたり・・・。(←年齢を重ねても綺麗な顔立ちなんですよねぇ、この人)
あの「アリー・マクビール」のアリーことキャリスタ・フロックハートがアリーっぽい演技で、またまた登場しているところがちょっと見所だったり・・・。(←それはアリーファンにはたまらないですね)
あと、あの「エイリアス」のメンバーがそっくりそのまま移ってきたような、そんなキャストがちょっと面白かったり・・・。(←まあ、ぶっちゃけ、製作のケン・オリン繋がりなんだろうけど)
まあ、いろいろ、結構、ホント、面白いんですよ・・・。(←あなた、適当に書いてません?)
あと、ちょっと「英語」を勉強している方などには、「ヒアリング」の教材としても推薦しておきます、このドラマ・・・。(←へーえ、そうなんですか?)
なんか、家族間の話が中心なので分かりやすい言葉が多いですし、このドラマの脚本、意識してるのかしないのか、まあ、多分してるんでしょうけど、比較的、短いセンテンスを繋ぐようなセリフ回しを多用し、尚且つ、ゆっくりな感じで喋ってくれますから、ヒアリングの自信をつけるにはとってもお薦めだったりするんです・・。(←まあ、英語学習は自信の積み重ねですからね)
ただ、キャリスタ・フロックハートだけは、興奮すると早口になってしまうという、「アリー・マクビール」以来のクセ?が抜けきっていないので、その点だけは要注意なんですが・・・。(←この辺りは、正にアリーっぽいわけですね)
ああ、そうそう・・・。
唐突に「ブラザーズ&シスターズ」の話が始まったので、ここいらで、この「ブラザーズ&シスターズ」の簡単な内容を紹介しておきましょう・・・。
とは言っても、このドラマ、説明するのは非常に難しいので・・・。(←まあ、このドラマの家族構成からして複雑ですからね)
ここでは、誰でもが知っている「サザエさん」の話に置き換えて、「ブラザーズ&シスターズ」を説明しようかと・・・。(←それは、そのまんま「家族」の話じゃないですか)
まあ、よくよく考えたら、このドラマ、「アメリカ版サザエさん」と言ってしまえば、それですむような気もするんですが・・・。(←うーん、それはちょっと違うんじゃないかな)
ここはカリフォルニア州、ロサンゼルスにある「磯野家」・・・。(←いや、ウォーカー家ですよね)
家族構成は、一家の大黒柱、父「波平」と、普段はとっても陽気な母「フネ」・・・。(←まあ、フネが本当の主人公なんでしょうね、このドラマ)
そして、長女の「サザエさん」は、別にこの家で同居しているわけではないのだが、旦那の「マスオさん」(←ホント、マスオっぽいんです)と、「タラちゃん」たち(←たち、って何ですか?)と、ちょくちょくこの家にやってくるのである・・・。(←まあ、何かあると集まるわけです)
そんなところに、ラジオ・パーソナリティーとしてニューヨークで働いていた「ワカメちゃん」が、ロサンゼルスでテレビの仕事をするため、磯野家に帰ってくる・・・。(←ひえー、ワカメちゃん、カッコいい!)
ちなみに「ワカメちゃん」は、バリバリの超保守派、共和党員だったりする・・・。(←それは、ワカメちゃんの意外な一面ですね)
だが、久しぶりに帰ってきた「ワカメちゃん」と母「フネ」は、なんだか、お互いぎこちないのだ・・・。(←えー、この母と娘、仲が悪いの?)
どうやら、この2人の間には、ある問題があって・・・。(←何があるんですか?)
実は2人の関係をギクシャクさせているのは、「カツオ」たち(←たち、って何ですか?)の1人に原因があったのだ・・・。(←えー、原因と言いますと?)
「カツオA」は超堅物、「カツオB」はゲイ、「カツオC」は薬物中毒・・・。
さあ、この2人は、どのカツオのせいでこうなったのか、答えはドラマを見てください・・・。(←えー、教えてくれんのか!)
そして、そんな家族が久しぶりに勢ぞろいしたある日・・・(←こういうのって楽しいですよね)
父「波平」が突然、亡くなってしまい・・・。(←えー、それはショッキング!)
だが、その「波平」には、ある秘密があって・・・。(←えー、それも教えてくれんのですか!)
簡単に言うとこんな感じでしょうか、このドラマ・・・。(←簡単というよりも、マンガにしてしまってるじゃないですか!)
まあ、いろいろ書いてきましたが・・・。(←だらだらと書いてきました)
要するに、このドラマ・・・。(←何なのですか?)
最近のドラマにしては珍しく・・・。(←どう珍しいんですか?)
意外と簡単なようで、逆に非常に難しいと思われる「家族」というテーマで真剣勝負?しようとする姿勢を、私は特に評価したいと思うんです・・・。(←そこがいいわけですね、このドラマ)
だって、考えてもみてください・・・。(←何をですか?)
「家族って、一体、何なのか?」、このシンプルな質問への答えは案外難しかったりしますよねぇ・・・。(←確かに難しいです)
まあ、ホント、最後になりますが・・・。
今からの話、誤解を恐れずに言うんですけど・・・。
私は「家族」って概念?は、案外、厄介なものだと思ってるんです・・・。
人はよく「家族は絶対に仲良くしないといけない」とか「家族だから絶対に分かり合えるはず」だとか、そういう傲慢?な物言いをしてしまいがちなんですが・・・。
でも、人それぞれ、家族それぞれ、いろんな事情や理由があるはずなので、そういう事は一概には言えない気がするんですよねぇ・・・。
だから、視点を変えると、「家族みんなが仲がいい」というのは、ある意味、とってもラッキーな事だと思うので・・・。
もし、あなたの家族がそうであるなら、このドラマのように、もっと分かり合って、もっともっと仲良くなってくださいと言いたいんです・・・。
by amiel2
| 2008-03-14 18:55
| 海外ドラマ