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超簡単な英語講座・・・その39

その39 「過去形の話なのだ・・・」027.gif



今回はですねぇ・・・。(←今回は何なのですか?)013.gif

「過去形」のお話なんです・・・。(←ああ、そうなんですか)



で、ズバリ、「過去形」のイメージを言っちゃいますと・・・。(←ああ、それはズバリ言ってください)045.gif



「ズーンと遠い・・・・・・・・・・・・」(←何ですか、それは?)008.gif



ちょっと分かりにくいと思うので・・・。(←分かりにくいです)025.gif

もうちょっと説明すると・・・。(←ちゃんと説明してください)

「過去形」というのはですねぇ・・・。(←何なのですか?)



非常に遠くにある感じ・・・。(←ズーンと遠いと言いたいわけですな)027.gif

非常に距離がある感じ・・・。(←ま、結局、遠くにあるわけだ)

ズーンと遠くを見る感じ・・・。(←ま、遠いですから目を細めて見る感じですね)



まあ、こんな感じでも、まだまだ分かりにくいと思いますので・・・。(←まだまだ分かりにくいっす)046.gif

じゃあ、ここで「過去形」のイメージを知るために簡単な例文を挙げてみましょう・・・。(←それは挙げてください)



「私は財布をなくしました」(I lost my wallet.)



この過去形の文章をさっきの私の説明から「ズーンと遠い」てな感じで受け取ってほしいんです・・・。(←何の事ですか、一体?)

つまり、この「私は財布をなくしました」(I lost my wallet.)というのは、「ズーンと遠い過去の出来事ですよ」という事を言ってるんです・・・。(←うーん、そう言われてもねぇ)



じゃあ、まだまだ分かりにくいかと思いますので・・・。(←やっぱり、まだまだ分かりにくいっす)046.gif

では、この文章の「私は財布をなくしました」が「いつ」の事なのか、それを付け加えてみましょう・・・。(←時間の概念を付け加えるのね)

簡単にするために、ここは日本語で行きますね・・・。(←簡単が好きですね、あなた)



① 私は「1日前に」財布をなくしました。

② 私は「1時間前に」財布をなくしました。

③ 私は「1分前に」財布をなくしました。



では、ここで問題です・・・。(←ああ、問題なのね)013.gif

この中で、英語の「過去形」とするには相応しくないと考えられるものはどれでしょうか?・・・。(←過去形に出来ない感じのものですよね?)

ちょっと難しい?かもしれませんので少しヒントを出しますね・・・。(←ああ、それは出してください)

さっきの「過去形」の「ズーンと遠い」というイメージ・・・。(←そう言ってましたね)

それと学校の英語の授業で何となく習った「現在完了形」の事もチラッと頭に置きながら、少し考えてみてください・・・・。(←ああ、いろいろ含めて考えるのね)



では、Thinking Time・・・。061.gif



正解はですねぇ・・・。(←教えてください)027.gif



「どれも過去形に相応しい」が正解なんです・・・。(←おいおい、問題は「相応しくない」だろ!)022.gif



ちなみに、③の「1分前」が「過去形」に相応しくないと思った人がいませんでしたか?・・・。(←あんたが現在完了形とかゴチャゴチャ言うからね)

これは実は、別に時間はどうでもいいんです・・・。(←そうなの?)

もっと言うなら、わずか「1秒前」だって過去は過去ですから、テクニカル的?には、「過去形」に出来るんです・・・。(←え! そうなの?)

まあ、普通、1分前に財布をなくしたら、「わー、財布なくした!!! どうしょう!!!」という感じで、何となく「現在完了形」を使いたくなりますよね・・・。(←ああ、その感じが現在完了形だったのね)



でも、それは我々、貧乏人の感覚です・・・。(←おいおい、「我々」って失礼だろ!)022.gif



例えば、アラブの石油王なんかだったりしたら、わずか「1分前」や、ひょっとして「1秒前」の事でも、「財布なくしたけど、どうでもいいや」と、ズーンと遠い感覚、もうすでに「過去の出来事」にしてしまえる奴がいても、別におかしくはないですよね・・・。(←うーん、イマイチ、アラブの石油王の気持ちは分からんですが)

だから、「過去形」と「現在完了形」の違いは、「過去の出来事」にするのか、「今の出来事」にするのかの違いなんです・・・。(←うーん、分かったような分からんような)

というわけで、「過去は遠い」、言い換えると、「過去にすると遠くなるんだ」と覚えてください・・・。(←うーん、そうなんだ)



でも、まだまだ、こんな事じゃ、やっぱりよく分からんと思いますので・・・。(←だから、分からんのですって!)046.gif

じゃあ、今回はもういっちょ更に突っ込んで「実践編」・・・。(←お、実践編ですか!)

海外ドラマの「過去形で泣く」のコーナーに行ってみたいと思います・・・。(←何ですか? 過去形で泣くって!)



今回は「CSI:科学捜査班」シーズン6 第122話「生きる定め」(Gum Drops)のエピソードを使いますね・・・。(←そのエピソードを使うのね)

物語のラストの内容にまで触れるため、ここからは読みたい人だけが読んでくださいね・・・。(←え! 読みたい人だけっすか?)

では、ネタバレも含みますので、行など開けまして・・・。(←開けるのね)





まず、この話は4人家族のお話なんです・・・。

お父さん、お母さん、お兄ちゃん、妹である小さな女の子・・・。

その家族の住む家が、家中至る所、血だらけの状態で発見される・・・。

だが、家族4人の行方は分からず・・・。

それをCSI科学捜査班が追うという話なんですが・・・。



このエピソード、血だらけの家のシーンから始まって、そこに、この小さな女の子の「raspy voice」というんですかねぇ、かすれ気味の「声」から物語が始まるんです・・・。

もう、この「raspy voiceな感じ」からして、非常に嫌な感じなんですけど・・・。

全て「過去形」の形で文章が構成されています・・・。



They came to... my house... They had a fight... They couldn't find what they were looking for...



日本語にすると、こんな感じなんですかねぇ・・・。

女の子のかすれ気味の声を想像してくださいね・・・。



「彼らは私の家にやってきました・・・彼らは争いあいになって・・・彼らは探している物を見つけられませんでした・・・」



ちよっとドラマを見ていない人には分かりにくいかもしれませんが、でも、何となく、血だらけの家、家族4人が行方不明という事で、恐ろしい展開を予想させる幕開けですよね・・・。

で、最後に事件は解決するんですが・・・。

実は家族で唯一生き残ったのは、この女の子だけだったという事が判明します・・・。

そして、ラストに、もう一度、女の子の「声」は同じ言葉を繰り返します・・・。



They came to... my house... They had a fight... They couldn't find what they were looking for...



ここまでは最初といっしょなんですが、最後に一言付け加えて物語は終わります・・・。



I loved my family...



私は、ここで泣きましたね。というか、号泣しました・・・。

ほんの数日前までは家族と幸せに暮らしていた女の子・・・。

「love」という言葉は、とりわけ「過去形」では使ってはいけない言葉なんですけど・・・。

今回の話の「過去は遠くて距離がある」というフィーリング・・・・。

そうすると、この「I loved my family」という言葉に込められた、女の子の家族に対する悲しい心情が理解できるかと思います・・・。
by amiel2 | 2009-05-02 05:40 | 超簡単な英語講座

「シングルパパの育児奮闘記」(FOX)、ちょっと最近、好きなんですけどねぇ。そういう人って、いるんですかねぇ。ちなみに、当然、「マイ・ネーム・イズ・アール」も好きでした・・・。


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