2007年 06月 29日
海外ドラマ「Invasion -インベイジョン-」をドラマたらしめる要素とは・・・。
しかし、あれですよねぇ・・・。(←何ですか?)
野球って、ドラマチックですよねぇ・・・。(←何をいきなり)
特に、甲子園でやる野球にはドラマを感じますよねぇ・・・。(←うーん、そうなのか?)
これはねぇ、やっぱり、東京ドームや名古屋ドームでは味わえないドラマがねぇ・・・。(←あなた、巨人ファンや中日ファンの人が怒ってきますよ!)
で、今日はいきなりなんですが・・・。(←いつもの事ですけどね)
野球の話をさせてください・・・。(←え? 海外ドラマの話じゃないのか?)
2007年6月8日の阪神対オリックス・・・。
ほぼ阪神ファンで埋め尽くされた超満員の甲子園球場・・・
1対0、阪神1点ビハインドの8回無死一塁、打者は鳥谷・・・。
彼は送りバントを試みたが、打球は小飛球となって一塁側ファウルゾーンにフラッと上がる・・・。
これを捕手の日高が捕球に走ろうとするが、打席の鳥谷に足をひっかけて転倒・・・。
打球はファールゾーンに転々と転がる・・・。
ここですかさず、球審が「守備妨害」の判定、アウトをコール・・・。
だが、鳥谷はバッターボックスから全く動いていない。当たっていったのは日高なのである・・・。
それを見て、一塁ベンチから阪神・岡田監督が脱兎のごとくやって来る・・・。
延々と抗議する事16分後、ついに岡田は球審を突き飛ばし退場となる・・・。
怒号が飛び交い、異様な雰囲気に包まれる甲子園球場・・・。
そして、その後、ドラマは9回の裏にやってくる・・・。
阪神は執念の猛攻で四球押し出しで同点とすると、迎えるバッターは、先ほどの守備妨害をとられた鳥谷・・・。
バッターボックスに立つ鳥谷・・・。
が、その瞬間、天から大粒の雨が・・・。
まるで、このドラマのクライマックスを計ったかのように、雨の勢いはますます激しくなる・・・。
糸を引くような雨の中、鳥谷がバッターボックスでバットを立てる・・・。
そして、マウンド上のピッチャー高木が大きく振りかぶる・・・。
が、高木の投げた球は鳥谷の背中にドスンとぶつかり・・・。
なんと、押し出しデッドボール・・・。
雨で手が滑ったのか、それとも、ぬかるんだマウンドに足をとられたのか・・・。
それはともかく、阪神タイガース、劇的なサヨナラ勝ちの夜であった・・・。
わーい、わーい、阪神タイガース、勝った、勝った!・・・。(←おいおい!)
てな事を言いたいわけではなく・・・。(←まあ、ホントは言いたいんだけどね)
これは本当にあった出来事なんだけど、実はこの時、野球の神様が台本書いてたんじゃないかと思うぐらいの憎い演出があったんです・・・。
そう、この時の演出は、間違いなくこの「雨」・・・。
まあ、「始まりはいつも雨」ではなく、「終わりはいつも雨」なんですね・・・。(←何のこっちゃ!)
野球というものには、この「雨」というのは凄く大事な一要素であると思うんです・・・。
私はこの時、野球を見ながらも、雨がザッーと振り出した瞬間、「うーん、これこそ、まさにドラマやなぁ」と独り感心していたのであります・・・。(←野球に集中してください)
しかし、ホント、ドラマみたいにこのクライマックスで雨が降ってきます?・・・。
よくよく考えると、実はこの演出、そもそも監督の岡田が16分もの長きに渡って抗議しないと、このタイミングで雨は降らなかったですよねぇ・・・。(←本当は5分以上抗議してはいけないのだ)
うーん、そう考えると、あの16分もの抗議という「伏線」は、やっぱり、このドラマのクライマックスに必要だったのかなぁ、と・・・。(←これは野球の神様だけがなしえる台本かもしれない)
で、まあ、最初に言った、東京ドームや名古屋ドームが駄目なのではなく、甲子園というか屋根なし球場でないと、雨は降ってこないですよねぇ・・・。(←それは当たり前の話ですな)
最近は興行とかTV中継とかを考えると、雨で野球が中止というのは、もっとも嫌がられる事なので、どこもかしこもドーム球場にしたがるような傾向があるんですが・・・。(←あるよね、それは)
でも、私なんかは、「野球ってそういうもんじゃん」って、思っちゃったりするんですよね。大雨が降ったら中止になって、風が強いなら、そういう野球をするという・・・。
まあ、選手や観客などは雨の中、風の中、大変だとは思うけど、でも、どしゃぶりの中や強風の中で野球やってたりすると、なんか、ドラマを感じるじゃないですか・・・。(←あなたは何でもかんでもドラマですからね)
だから、そう考えると、「雨」とか「風」とかという要素が加味される甲子園というのは、野球の「ドラマ度」も、やっぱり上がるんです・・・。(←お、言い切りますか)
ちなみに、ちょっと脱線しますが、この甲子園、他のどの球場よりも雨に強いんです・・・。(←これ、本当なんです)
実はこの甲子園が出来る前、この場所の下は川が流れていたらしいんです。で、そこを埋め立てるのに、砂利をひいて甲子園を作ったものだから、水はけがとってもいいんです。だから、ちょっとやそっとの雨でもびくともしなかったりするんですね。(←これは本当に凄いんです)
で、今回のテーマである、「Invasion -インベイジョン-」というドラマなんですが・・・。(←しかし、今回も前置き長いっすねぇ)
このドラマ、稀に見る「雨ドラマ」と言いますか、「ハリケーンドラマ」と言いますか・・・。
まあ、全編通して、雨やらハリケーンが来てるというドラマなんですねぇ・・・。
感じとしては、「ハリケーン」の合間に、ピーカン照りの晴れ間があって、で、また、「ハリケーン」って感じで・・・。(←まあ、そんな感じですわな)
ちなみに、このドラマのあらすじをちょっと簡単に書いちゃうと・・・。
舞台は、アメリカ・フロリダ州の小さな田舎町・・・。
そんなありふれた平凡な町を、突如巨大ハリケーン・イブが襲う・・・。
だが、そのハリケーンとともに、何やら得体の知れない未知の生物もやって来ていたのであった・・・。(←こんな説明じゃ全く分かりませんぞ!)
てな感じで、まあ、よくあるエイリアンもの的な感じのドラマなんですが・・・。(←だから、こんな説明では意味不明なんですって!)
私がこのドラマに関して、感心した点が2点だけあります・・・。(←え? たった2点だけなのか?)
1つは、このドラマの主人公の男の家庭環境がちょっと複雑で・・・。
離婚した妻は町の保安官と再婚し、別の家庭を持っており・・・。
自分は自分でニュースレポーターの嫁と再婚し、で、その嫁は妊娠しており・・・。
離婚した妻との間に出来た子供たちは、自分のところと向こうの家を行ったり来たり・・・。
で、その子供で7歳の女の子がいるんですが、ある時、この子が泣かせるセリフをはくんです・・・。
どんどんお腹が大きくなってくる新しい母親の事で、主人公の男に・・・。
「赤ちゃんが生まれても、私よりも好きにならないで」と涙をためながらつぶやくんです・・・。
私、この時には、ちょっとだけ涙腺が緩みそうになりましたね・・・。(←ちょっとだけなんですね)
この「Invasion -インベイジョン-」というドラマは、その文字通り、「侵略」の意味なんですが、まあ、ある種、ダブルミーニングと言うかトリプルミーニングと言うか、いろんなところに「侵略」をかけてるわけなんです・・・。(←かけているんです)
大人たちは得体の知れないエイリアン?の事で大騒ぎしているが、この7歳の女の子にとっては、新しい命が生まれる、その事自体が女の子にとっての「インベイジョン」であるんですねぇ・・・。(←ここの設定は上手いぞ!)
あと、それと、感心したもう1つは、ここでのテーマ、「雨」と「風」なんですよねぇ・・・。(←脱線しないで、その話をしてください)
しかし、こんなにもハリケーンとか雨をテーマにしたドラマが今までにあったかなぁ、と・・・。(←あったような、なかったような)
それも、まるまる1シーズン22話、真正面からハリケーンをとらえたドラマがあったかどうか・・・。(←あったような、なかったような)
で、普段、何気なくドラマで「雨」のシーンを見ている私たちなんですが・・・。
実は、この「雨」のシーンを書くってのは、結構、難しいそうなんです・・・。(←そうなんですか?)
ある脚本家が言ってたんだけど、素人が書いてくる脚本の審査なんかをやりますと、どの脚本も、みんながみんな、どのシーンも「晴れ」のシーンの連続らしいんです・・・。
そりゃそうですよね、素人がいきなり脚本書いても、なかなか場面設定を雨とかにするのは難しそうですよね・・・。(←まあ、言われてみればねぇ)
ましてや、ハリケーンのシーンを入れるなんて、そりゃちょっと素人目に考えても難しそうですよね・・・。(←まあ、そんな感じもするわねぇ)
でも、場面として、「雨」とか「風」、ましてや「ハリケーン」とかいう要素を加えるというのは確実に「ドラマ度」を上げるんです・・・。(←そりゃ、そうだな)
なんか言うなれば、子供時代の「台風」が来る前の、ちょっと怖いんだけど、でも、なんかワクワクする感じ、そんなドキドキ感を秘めているようなテンション・・・。(←まあ、不謹慎だけどね)
そういう意味では、この「Invasion -インベイジョン-」、確かに、「ドラマ度」は上がってるとは思うんですが・・・。
思うんですが・・・。(←何なのですか?)
うーん、思うんですが・・・。(←だから、何なのですか?)
いやねぇ、ドラマ度は確かに上がってるとは思うんですが、何かちょっとしっくりこなかったというか、ツボにはまらなかったというか・・・。(←個人的にね)
ハリケーンのシーンは、最近のドラマに見られないような勢いのある映像なんですが、なんか、その話にエイリアン的なものを挿入して、ちょっと焦点がぼけてたような・・・。(←まあ、あくまで個人的には、ですが)
実際、このドラマの前に起こった「ハリケーン・カトリーナ」の被害をニュースなどで、逐一、見てきた者からしてみたら、なんか、それだけで十分ドラマが出来上がるはずなんですが、それがちょっと、からまわりしてたような・・・。(←やけに辛口ですねぇ)
まあ、ハリケーンのシーンは外でロケするにも、スタジオで撮影するにも大変だろうし、お金もやっばり相当かかるはず・・・。(←そりゃそうですわな)
でも、それだけ苦労してるわりには、イマイチ、ちょっとね・・・。(←何なのですか?)
まあ、いろんな問題があったんだろうと思うけど、結局、このドラマが中途半端な形で終わってるのも、なんとなく、合点がいくところもあるような・・・。(←まあ、あの終わり方ではねぇ)
で、一応、脚本重視でドラマを見る私から言わしたら、「雨」とか「風」を積極的に使ったという事で、評価はします・・・。(←おいおい、ちょっと言い方が偉そうですよ)
が、評価はしますが・・・。(←何なのですか?)
うーん、つらつら考えるに・・・。(←そろそろ結論を言ってください!)
やっぱり、いろんな点で不完全燃焼の作品でしたね・・・。(←あなたの文章も不完全燃焼っぽいですけど)
野球って、ドラマチックですよねぇ・・・。(←何をいきなり)
特に、甲子園でやる野球にはドラマを感じますよねぇ・・・。(←うーん、そうなのか?)
これはねぇ、やっぱり、東京ドームや名古屋ドームでは味わえないドラマがねぇ・・・。(←あなた、巨人ファンや中日ファンの人が怒ってきますよ!)
で、今日はいきなりなんですが・・・。(←いつもの事ですけどね)
野球の話をさせてください・・・。(←え? 海外ドラマの話じゃないのか?)
2007年6月8日の阪神対オリックス・・・。
ほぼ阪神ファンで埋め尽くされた超満員の甲子園球場・・・
1対0、阪神1点ビハインドの8回無死一塁、打者は鳥谷・・・。
彼は送りバントを試みたが、打球は小飛球となって一塁側ファウルゾーンにフラッと上がる・・・。
これを捕手の日高が捕球に走ろうとするが、打席の鳥谷に足をひっかけて転倒・・・。
打球はファールゾーンに転々と転がる・・・。
ここですかさず、球審が「守備妨害」の判定、アウトをコール・・・。
だが、鳥谷はバッターボックスから全く動いていない。当たっていったのは日高なのである・・・。
それを見て、一塁ベンチから阪神・岡田監督が脱兎のごとくやって来る・・・。
延々と抗議する事16分後、ついに岡田は球審を突き飛ばし退場となる・・・。
怒号が飛び交い、異様な雰囲気に包まれる甲子園球場・・・。
そして、その後、ドラマは9回の裏にやってくる・・・。
阪神は執念の猛攻で四球押し出しで同点とすると、迎えるバッターは、先ほどの守備妨害をとられた鳥谷・・・。
バッターボックスに立つ鳥谷・・・。
が、その瞬間、天から大粒の雨が・・・。
まるで、このドラマのクライマックスを計ったかのように、雨の勢いはますます激しくなる・・・。
糸を引くような雨の中、鳥谷がバッターボックスでバットを立てる・・・。
そして、マウンド上のピッチャー高木が大きく振りかぶる・・・。
が、高木の投げた球は鳥谷の背中にドスンとぶつかり・・・。
なんと、押し出しデッドボール・・・。
雨で手が滑ったのか、それとも、ぬかるんだマウンドに足をとられたのか・・・。
それはともかく、阪神タイガース、劇的なサヨナラ勝ちの夜であった・・・。
わーい、わーい、阪神タイガース、勝った、勝った!・・・。(←おいおい!)
てな事を言いたいわけではなく・・・。(←まあ、ホントは言いたいんだけどね)
これは本当にあった出来事なんだけど、実はこの時、野球の神様が台本書いてたんじゃないかと思うぐらいの憎い演出があったんです・・・。
そう、この時の演出は、間違いなくこの「雨」・・・。
まあ、「始まりはいつも雨」ではなく、「終わりはいつも雨」なんですね・・・。(←何のこっちゃ!)
野球というものには、この「雨」というのは凄く大事な一要素であると思うんです・・・。
私はこの時、野球を見ながらも、雨がザッーと振り出した瞬間、「うーん、これこそ、まさにドラマやなぁ」と独り感心していたのであります・・・。(←野球に集中してください)
しかし、ホント、ドラマみたいにこのクライマックスで雨が降ってきます?・・・。
よくよく考えると、実はこの演出、そもそも監督の岡田が16分もの長きに渡って抗議しないと、このタイミングで雨は降らなかったですよねぇ・・・。(←本当は5分以上抗議してはいけないのだ)
うーん、そう考えると、あの16分もの抗議という「伏線」は、やっぱり、このドラマのクライマックスに必要だったのかなぁ、と・・・。(←これは野球の神様だけがなしえる台本かもしれない)
で、まあ、最初に言った、東京ドームや名古屋ドームが駄目なのではなく、甲子園というか屋根なし球場でないと、雨は降ってこないですよねぇ・・・。(←それは当たり前の話ですな)
最近は興行とかTV中継とかを考えると、雨で野球が中止というのは、もっとも嫌がられる事なので、どこもかしこもドーム球場にしたがるような傾向があるんですが・・・。(←あるよね、それは)
でも、私なんかは、「野球ってそういうもんじゃん」って、思っちゃったりするんですよね。大雨が降ったら中止になって、風が強いなら、そういう野球をするという・・・。
まあ、選手や観客などは雨の中、風の中、大変だとは思うけど、でも、どしゃぶりの中や強風の中で野球やってたりすると、なんか、ドラマを感じるじゃないですか・・・。(←あなたは何でもかんでもドラマですからね)
だから、そう考えると、「雨」とか「風」とかという要素が加味される甲子園というのは、野球の「ドラマ度」も、やっぱり上がるんです・・・。(←お、言い切りますか)
ちなみに、ちょっと脱線しますが、この甲子園、他のどの球場よりも雨に強いんです・・・。(←これ、本当なんです)
実はこの甲子園が出来る前、この場所の下は川が流れていたらしいんです。で、そこを埋め立てるのに、砂利をひいて甲子園を作ったものだから、水はけがとってもいいんです。だから、ちょっとやそっとの雨でもびくともしなかったりするんですね。(←これは本当に凄いんです)
で、今回のテーマである、「Invasion -インベイジョン-」というドラマなんですが・・・。(←しかし、今回も前置き長いっすねぇ)
このドラマ、稀に見る「雨ドラマ」と言いますか、「ハリケーンドラマ」と言いますか・・・。
まあ、全編通して、雨やらハリケーンが来てるというドラマなんですねぇ・・・。
感じとしては、「ハリケーン」の合間に、ピーカン照りの晴れ間があって、で、また、「ハリケーン」って感じで・・・。(←まあ、そんな感じですわな)
ちなみに、このドラマのあらすじをちょっと簡単に書いちゃうと・・・。
舞台は、アメリカ・フロリダ州の小さな田舎町・・・。
そんなありふれた平凡な町を、突如巨大ハリケーン・イブが襲う・・・。
だが、そのハリケーンとともに、何やら得体の知れない未知の生物もやって来ていたのであった・・・。(←こんな説明じゃ全く分かりませんぞ!)
てな感じで、まあ、よくあるエイリアンもの的な感じのドラマなんですが・・・。(←だから、こんな説明では意味不明なんですって!)
私がこのドラマに関して、感心した点が2点だけあります・・・。(←え? たった2点だけなのか?)
1つは、このドラマの主人公の男の家庭環境がちょっと複雑で・・・。
離婚した妻は町の保安官と再婚し、別の家庭を持っており・・・。
自分は自分でニュースレポーターの嫁と再婚し、で、その嫁は妊娠しており・・・。
離婚した妻との間に出来た子供たちは、自分のところと向こうの家を行ったり来たり・・・。
で、その子供で7歳の女の子がいるんですが、ある時、この子が泣かせるセリフをはくんです・・・。
どんどんお腹が大きくなってくる新しい母親の事で、主人公の男に・・・。
「赤ちゃんが生まれても、私よりも好きにならないで」と涙をためながらつぶやくんです・・・。
私、この時には、ちょっとだけ涙腺が緩みそうになりましたね・・・。(←ちょっとだけなんですね)
この「Invasion -インベイジョン-」というドラマは、その文字通り、「侵略」の意味なんですが、まあ、ある種、ダブルミーニングと言うかトリプルミーニングと言うか、いろんなところに「侵略」をかけてるわけなんです・・・。(←かけているんです)
大人たちは得体の知れないエイリアン?の事で大騒ぎしているが、この7歳の女の子にとっては、新しい命が生まれる、その事自体が女の子にとっての「インベイジョン」であるんですねぇ・・・。(←ここの設定は上手いぞ!)
あと、それと、感心したもう1つは、ここでのテーマ、「雨」と「風」なんですよねぇ・・・。(←脱線しないで、その話をしてください)
しかし、こんなにもハリケーンとか雨をテーマにしたドラマが今までにあったかなぁ、と・・・。(←あったような、なかったような)
それも、まるまる1シーズン22話、真正面からハリケーンをとらえたドラマがあったかどうか・・・。(←あったような、なかったような)
で、普段、何気なくドラマで「雨」のシーンを見ている私たちなんですが・・・。
実は、この「雨」のシーンを書くってのは、結構、難しいそうなんです・・・。(←そうなんですか?)
ある脚本家が言ってたんだけど、素人が書いてくる脚本の審査なんかをやりますと、どの脚本も、みんながみんな、どのシーンも「晴れ」のシーンの連続らしいんです・・・。
そりゃそうですよね、素人がいきなり脚本書いても、なかなか場面設定を雨とかにするのは難しそうですよね・・・。(←まあ、言われてみればねぇ)
ましてや、ハリケーンのシーンを入れるなんて、そりゃちょっと素人目に考えても難しそうですよね・・・。(←まあ、そんな感じもするわねぇ)
でも、場面として、「雨」とか「風」、ましてや「ハリケーン」とかいう要素を加えるというのは確実に「ドラマ度」を上げるんです・・・。(←そりゃ、そうだな)
なんか言うなれば、子供時代の「台風」が来る前の、ちょっと怖いんだけど、でも、なんかワクワクする感じ、そんなドキドキ感を秘めているようなテンション・・・。(←まあ、不謹慎だけどね)
そういう意味では、この「Invasion -インベイジョン-」、確かに、「ドラマ度」は上がってるとは思うんですが・・・。
思うんですが・・・。(←何なのですか?)
うーん、思うんですが・・・。(←だから、何なのですか?)
いやねぇ、ドラマ度は確かに上がってるとは思うんですが、何かちょっとしっくりこなかったというか、ツボにはまらなかったというか・・・。(←個人的にね)
ハリケーンのシーンは、最近のドラマに見られないような勢いのある映像なんですが、なんか、その話にエイリアン的なものを挿入して、ちょっと焦点がぼけてたような・・・。(←まあ、あくまで個人的には、ですが)
実際、このドラマの前に起こった「ハリケーン・カトリーナ」の被害をニュースなどで、逐一、見てきた者からしてみたら、なんか、それだけで十分ドラマが出来上がるはずなんですが、それがちょっと、からまわりしてたような・・・。(←やけに辛口ですねぇ)
まあ、ハリケーンのシーンは外でロケするにも、スタジオで撮影するにも大変だろうし、お金もやっばり相当かかるはず・・・。(←そりゃそうですわな)
でも、それだけ苦労してるわりには、イマイチ、ちょっとね・・・。(←何なのですか?)
まあ、いろんな問題があったんだろうと思うけど、結局、このドラマが中途半端な形で終わってるのも、なんとなく、合点がいくところもあるような・・・。(←まあ、あの終わり方ではねぇ)
で、一応、脚本重視でドラマを見る私から言わしたら、「雨」とか「風」を積極的に使ったという事で、評価はします・・・。(←おいおい、ちょっと言い方が偉そうですよ)
が、評価はしますが・・・。(←何なのですか?)
うーん、つらつら考えるに・・・。(←そろそろ結論を言ってください!)
やっぱり、いろんな点で不完全燃焼の作品でしたね・・・。(←あなたの文章も不完全燃焼っぽいですけど)
by amiel2
| 2007-06-29 22:41
| 海外ドラマ