2014年 03月 04日
海外ドラマで経済学・・・その9
その9 「比較優位」
今回はですねぇ・・・。(←何なのですか?)
「NYボンビー・ガール」(2 Broke Girls)の話・・・。(←しかし、どうにかならんのですかねぇ、この日本語タイトル)
物語の内容としましてはですねぇ・・・。(←教えてください)
父親が事業に失敗して一文無しになってしまった、元大金持ちのお嬢様、キャロライン・・・。(←顔はパリス・ヒルトンに似てるよね)
その元お嬢様が、貧乏ウエイトレスのマックスが作るカップケーキに惚れこみ・・・。(←そんなに美味しかったんだ)
2人でお金をためてカップケーキ屋さんを出そうとするコメディなんです・・・。(←そうなんだ)
製作は「Sex and the City」の脚本家、マイケル・パトリック・キングが担当しているという事で・・・。(←へーえ、それはそれは)
まあ、シットコム版セックス&ザ・シティとの触れ込みなんですが・・・。(←そうなの?)
そんなむちゃくちゃ面白いとか、めちゃくちゃ笑えるとか、そういうわけでもないんですけどね・・・。(←おいおい!)
で、ドラマの話は別にどうでもいいんですけど・・・。(←いいのかよ!)
このドラマ、よくよく考えると、キャロラインの立ち位置と言いますか役割と言いますか、そこんところがイマイチ、???な感じなんですよね・・・。(←そうなの?)
というのは、マックスは無愛想なところもあるんだけど、どんなところでもやっていける図太さと言いますか、適応力と言いますか、そういうところは人並み以上にありまして・・・。(←大した女ですね)
対して、キャロラインは経営学の学士持ち?との触れ込みなんですが、元来のお嬢様根性?が抜けきれず、そんなに営業能力があるのかというと、これはちょっと???なところもあったりして、逆にマックスの邪魔をしている場面も多々あったりするんですよね・・・。(←それはちょっと駄目駄目お嬢様ですね)
こうなると、そもそも論として、「だったら、マックス一人でカップケーキを作り、その上、営業もやったらいいじゃん!」みたいな話も出てきますよね・・・。(←そりゃ出てくるよね)
でも、実は違うんです・・・。(←え! そうなの?)
これは今回のテーマ「比較優位」で考えますと、分業して2人で一緒に頑張るというのが経済的な正しい考え方なのであります・・・。(←マジっすか?)
「比較優位」については、結構、凄い理論なので、この考え方をじっくり勉強したい方は経済の本を買って読むなり、ネットで調べるなりして研究してくださいとはお断りした上で、ここでは簡単にサラッと「比較優位」の話をしようと思います・・・。(←おいおい、何なんだよ!)
「比較優位」をごくごく簡単に説明すると・・・。(←お願いします)
マックスは「カップケーキ作り」と「営業力」において、どちらがより得意かというと、これは、生粋のお嬢様の舌も認めるところの「カップケーキ作り」という事になるでしょう、と言うか、元々の話が「マックスの作るカップケーキが凄く美味しい、こりゃ絶対に売れる」という事で始めた話ですからね・・・。(←そりゃそうだね)
一方、キャロラインの方で見ると、「カップケーキ作り」は絶対にマックスに負けるだろうとして、ひょっとして残念ながら、「営業力」でもマックスに負けちゃうとしても、全く問題ないんです・・・。(←そうなの?)
そもそも、このケースで大事なのは、マックスが「営業」をする事で犠牲になる仕事「カップケーキ作り」の方に注目するわけなんです・・・。(←確かに美味しいカップケーキを作る事が一番大事ですよね)
つまり、マックスは営業なんかやっている暇があったら、ひたすらカップケーキ作りに専念した方が効率が上がりますよという事で、マックスは「カップケーキ作りに比較優位を持つ」という考え方になります・・・。(←そういう言い方になるのね)
一方、キャロラインは、マックスが営業する事で犠牲になる「カップケーキ作り」の仕事量の損失を減らすために営業に専念するとどうなるかというと・・・。(←どうなるんですか?)
ちょっとおかしな例えになるんだけど、マックスが「カップケーキ作り」よりも「営業」に専念した場合よりも・・・。(←マックスが営業に専念するとは本末転倒ですけどね)
よりダメージが少ないという事になって、ここでは逆にキャロラインの方が「営業力に比較優位を持つ」という考え方になるんです・・・・。(←「よりダメージが少ない」という方に視点を置けば、キャロラインが「営業」において優位に立てるという考え方ですね)
で、ここで結論として言えるのは「どんな人にも比較優位がある」という事で、お互いが自分の持てる比較優位の分野で一生懸命頑張れば、より多くのお金を稼ぎ出せるという話なんですね・・・。(←なるほど)
だから、経済学的に言うと、マックスは「カップケーキ作り」に専念し、キャロラインは「カップケーキ売り」に専念しろという事になるんです・・・。(←そうなりますね)
でも、まあ、そうは言っても、どちらも抜けているアホアホコンビですから、毎回毎回、ドタバタやっちゃうんですよねぇ・・・。(←やるよねぇ)
ま、それがシットコムですからと言えば、それまでなんですが・・・。(←そりゃそうだね)
今回はですねぇ・・・。(←何なのですか?)
「NYボンビー・ガール」(2 Broke Girls)の話・・・。(←しかし、どうにかならんのですかねぇ、この日本語タイトル)
物語の内容としましてはですねぇ・・・。(←教えてください)
父親が事業に失敗して一文無しになってしまった、元大金持ちのお嬢様、キャロライン・・・。(←顔はパリス・ヒルトンに似てるよね)
その元お嬢様が、貧乏ウエイトレスのマックスが作るカップケーキに惚れこみ・・・。(←そんなに美味しかったんだ)
2人でお金をためてカップケーキ屋さんを出そうとするコメディなんです・・・。(←そうなんだ)
製作は「Sex and the City」の脚本家、マイケル・パトリック・キングが担当しているという事で・・・。(←へーえ、それはそれは)
まあ、シットコム版セックス&ザ・シティとの触れ込みなんですが・・・。(←そうなの?)
そんなむちゃくちゃ面白いとか、めちゃくちゃ笑えるとか、そういうわけでもないんですけどね・・・。(←おいおい!)
で、ドラマの話は別にどうでもいいんですけど・・・。(←いいのかよ!)
このドラマ、よくよく考えると、キャロラインの立ち位置と言いますか役割と言いますか、そこんところがイマイチ、???な感じなんですよね・・・。(←そうなの?)
というのは、マックスは無愛想なところもあるんだけど、どんなところでもやっていける図太さと言いますか、適応力と言いますか、そういうところは人並み以上にありまして・・・。(←大した女ですね)
対して、キャロラインは経営学の学士持ち?との触れ込みなんですが、元来のお嬢様根性?が抜けきれず、そんなに営業能力があるのかというと、これはちょっと???なところもあったりして、逆にマックスの邪魔をしている場面も多々あったりするんですよね・・・。(←それはちょっと駄目駄目お嬢様ですね)
こうなると、そもそも論として、「だったら、マックス一人でカップケーキを作り、その上、営業もやったらいいじゃん!」みたいな話も出てきますよね・・・。(←そりゃ出てくるよね)
でも、実は違うんです・・・。(←え! そうなの?)
これは今回のテーマ「比較優位」で考えますと、分業して2人で一緒に頑張るというのが経済的な正しい考え方なのであります・・・。(←マジっすか?)
「比較優位」については、結構、凄い理論なので、この考え方をじっくり勉強したい方は経済の本を買って読むなり、ネットで調べるなりして研究してくださいとはお断りした上で、ここでは簡単にサラッと「比較優位」の話をしようと思います・・・。(←おいおい、何なんだよ!)
「比較優位」をごくごく簡単に説明すると・・・。(←お願いします)
マックスは「カップケーキ作り」と「営業力」において、どちらがより得意かというと、これは、生粋のお嬢様の舌も認めるところの「カップケーキ作り」という事になるでしょう、と言うか、元々の話が「マックスの作るカップケーキが凄く美味しい、こりゃ絶対に売れる」という事で始めた話ですからね・・・。(←そりゃそうだね)
一方、キャロラインの方で見ると、「カップケーキ作り」は絶対にマックスに負けるだろうとして、ひょっとして残念ながら、「営業力」でもマックスに負けちゃうとしても、全く問題ないんです・・・。(←そうなの?)
そもそも、このケースで大事なのは、マックスが「営業」をする事で犠牲になる仕事「カップケーキ作り」の方に注目するわけなんです・・・。(←確かに美味しいカップケーキを作る事が一番大事ですよね)
つまり、マックスは営業なんかやっている暇があったら、ひたすらカップケーキ作りに専念した方が効率が上がりますよという事で、マックスは「カップケーキ作りに比較優位を持つ」という考え方になります・・・。(←そういう言い方になるのね)
一方、キャロラインは、マックスが営業する事で犠牲になる「カップケーキ作り」の仕事量の損失を減らすために営業に専念するとどうなるかというと・・・。(←どうなるんですか?)
ちょっとおかしな例えになるんだけど、マックスが「カップケーキ作り」よりも「営業」に専念した場合よりも・・・。(←マックスが営業に専念するとは本末転倒ですけどね)
よりダメージが少ないという事になって、ここでは逆にキャロラインの方が「営業力に比較優位を持つ」という考え方になるんです・・・・。(←「よりダメージが少ない」という方に視点を置けば、キャロラインが「営業」において優位に立てるという考え方ですね)
で、ここで結論として言えるのは「どんな人にも比較優位がある」という事で、お互いが自分の持てる比較優位の分野で一生懸命頑張れば、より多くのお金を稼ぎ出せるという話なんですね・・・。(←なるほど)
だから、経済学的に言うと、マックスは「カップケーキ作り」に専念し、キャロラインは「カップケーキ売り」に専念しろという事になるんです・・・。(←そうなりますね)
でも、まあ、そうは言っても、どちらも抜けているアホアホコンビですから、毎回毎回、ドタバタやっちゃうんですよねぇ・・・。(←やるよねぇ)
ま、それがシットコムですからと言えば、それまでなんですが・・・。(←そりゃそうだね)
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by amiel2
| 2014-03-04 08:00
| 海外ドラマで経済学